| フィルムのローディング方法は一般的な裏蓋をヒンジで開くタイプです。巻き上げ軸は細部の構造などはもちろん見直されているのでしょうがミノルタCLEと外観は全く同様です。フィルムを挟み込む金属片(プラスティック片)はCLEのように白色(CLEは白色のプラスティック製)の方が薄暗い場所でのフィルム交換には見やすいのではないでしょうか。
フィルム装填も普段裏蓋をヒンジで開くタイプを使っておられる方は何の問題も無く使いやすい構造になっていると思います。しかし慣れとは恐ろしいものでライカM型のスリットから滑り込ませるフィルム装填になれていると裏蓋が完全に開閉するこのタイプでフィルムを装填しようとするとカメラをどのように保持すれば安定するのか考えてしまい思った以上に手こずります。写真のM2にはラビットローディングシステムを組み込んでいますので多少の構造の違いがありますがM4以降と同じように巻き取りリールのスリットにフィルムの先端を滑り込ませればフィルムローディングが完了します。ラビットローディングシステムを組み込んでいない巻き取りリールを一度抜いてリールにフィルム先端を挟み込んでからパトローネと巻き取りリールをフィルム室に入れるオリジナルのM3やM2でさえこちらに慣れているとZeiss
Ikonのような裏蓋をヒンジで開くタイプよりフィルム交換はスムーズに行なえます。
よく言われるようにM型のフィルム装填が難しいというわけでもなく裏蓋が開閉できるタイプが簡単というわけでもないようです。歩きながらのフィルム交換では慣れているということもあるのでしょうが指の置き場所がなくなってしまう裏蓋を開閉するタイプよりもM型のローディング方法のほうがスムーズと感じてしまいます。
要するにどちらの方法にあなたが慣れているかということだけで使いにくい、使いやすいという判断になるようです。 |