| |
28.カメラバッグ選びパート2 |
| |
|
|
以前にもカメラバック選びの話を書いたのだがカメラ選びより難しいのがこのカメラバッグ選びのようだ。デザインと使い勝手のバランスが悪いというのだろうか、要するにカッコがいいバッグは使い難くて使い勝手がそこそこいいバッグはカッコが悪いということなのだ。使い勝手がよければ形はどうでもいいじゃないかと言う人もいるのだろうけどおじさんはおしゃれでいたい年頃なのだ。
カメラバッグの専門メーカーの出しているバッグは一見使いやすく見えるのだがあまりにも気室などの区切りがきっちりし過ぎていてカタログ写真のような機材の組み合わせ以外では入らないか無駄な空間が出来てしまうのだ。人間と一緒で少しぐらいラフな奴の方が付き合いやすい。それにバッグにニコンだのキヤノンだのロゴが入ったバッグを持って歩くなんてダッセーと思っとります。ましてやライカのロゴの入ったバッグを持ち歩くなんて「信じられない〜。」(もし使っておられる方がこれを読んでも気分を害さないでくださいね。他意はございません。)ビリンガムのバッグを持っている奴はカッコばかり気にしやがってもっと始末が悪いと思っている人がおられるかも知れません。 |
| |
|
|
全く同意見でした。でしたと言うのは現在、普段撮影に出る時に使っているのは右の写真のビリンガムなので今は擁護派に廻らなくてはいけないのです。
「おしゃれに写真を撮ろう」と言うような記事には必ず登場するバッグなのです。で私も人の子、おしゃれに・・・と言われりゃ「そうかいな」とすぐに乗ってしまう性格なので現在このビリンガムの愛用者と言うことになっております。
デザインはトラッドなスタイルでどんな服装にも合います。オリジナルハドレーという中間のサイズの物でライカ(M型)2台にレンズを装着したまま収納出来ます。フラップの下の2個のポケットもマチが結構大きいので片側に露出計や小物類をもう一方のポケットにフィルムが20本位は入りますのでマジ撮影の時にも対応出来ます。カメラの出し入れが面倒なフラップも不意の雨の時には中身が濡れる事が無くさすがにアウトドアメーカー、よく出来ています。
トラッドなデザインのバッグの中でもFOGG、ヘミングスと比べると値段もそれほど高くも無く私のように古い人間にはブランド名(狩やフィッシングをする人にとっては超有名ブランドでした。)も含めまあ合格点をあげられます。合格点ならどうして下に別のバッグの写真があるのだ?と言う声が聞こえてきますが空耳でしょうか?
ハドレーはM型2台の撮影機材が問題なく収納できます。問題なのはM型2台の撮影機材しか入らないと言う事なのです。じゃ持っていくカメラの台数が増えたのかと言うとそういうことは無いのです。持っていくカメラの組み合わせが変わることがあっても台数は2台なのです。交換レンズも最大でボディに付けた2本と持って行くとしてももう1本増えるくらいです。
何が入らないかと言うと、おにぎりとお茶とおやつにバナナが入らない。と言うのは冗談ですが他の物が入る余地がもう無いのです。電車で移動する時には文庫本くらいは持って行きますし長時間歩くのでペットボトルの飲料水も持って歩きたいのです。最初からそれぐらいのことを考えて買えよとつっこまれると返す言葉もありませんが丁度というのは丁度ではないと言う事だったのですね。 |
Billingham,Hadley Original
これから買うという人は取っ手が付いた
ハドレープロの方が使い易いですよ。
このカーキー色の他にグリーン、ブラックが有ります。
最近の人気はブラックのようですが、
ブラックにも茶色の皮でトリミングしたものと
黒の皮でトリミングしたものがあります。 |
| |
|
|
Artisan & Artist,ACAM-2000
ジッパーの開閉式はジッパーでカメラに
傷が付くと嫌がる人も いるようですが
樹脂製のジッパーなので
それほど神経質にならなくてもOKです。
レンズにはフードが付いているので
直接レンズに触れることはありません。
レンズフードに傷が付く・・・
そういう人は相手にしない。 |
もう少し余裕があって尚且つ大き過ぎない物を見つけようとするとそういうサイズって有りそうでないのですね。ビリンガムのハドレーにも少しサイズの大きい物(ハドレー・ラージ)が有るのですが外形の差ほど内容積は大きくなっていません。マチの幅が同じなのが原因のようです。その上のサイズに同じビリンガムにパッキントンというのが有り容量的には問題ないのですが現物を見るとかなり大きく普段持ち歩くにはちょっと大げさです。また重さもハドレーの850gに対して1.7kgとカメラ1台分も重くなってしまいます。丈夫に出来ているのでしょうが長時間持ち歩くカメラバッグは軽いに越したことは有りません。銀一が販売元になっているM-classicsもスタイルはいいのですが収容量が不足です。どのパンフレットでもライカが2台収納出来・・・と書かれてあるものはみんな小さすぎます。ペットボトルはおろかフィルムも数本しか入りません。みんな写真を撮りに行く時には数本のフィルムしか持って行かないのでしょうか?フィルムが数本にカメラが2台というのは本末転倒でしょうが、それこそお散歩写真ならカメラを1台持って数本のフィルムはポケットに放り込んでしまえばOKです。いつもながらカメラバッグ選びは「帯に短し、たすきに長し」の状態です。そこへ浮上したのはアルティザン・アンド・アーティストのバッグです。
社長の半杭 誠一郎氏もライカ好きの写真好きです。元々はプロのコスメバッグを作っていた会社ですが自分が使いたいカメラバッグが無いので、それならば作ってしまおうという事で出来たカメラバッグです。ライカで撮影というとACAM-1000というバッグが標準のようで説明にも2台のM型が収納出来るとは書いてありますがこれを選ぶとまた同じようにきっちり収まるが余裕が無いという事になりかねませんので同じデザインで一回り大きい一眼レフ用とうたっているACAM-2000を選びました。外形はハドレーとほぼ同じ大きさでマチの幅が広くなっていますのでメインの気室にレンズを装着したM型2台と交換レンズが収納出来るので手前の小さ目の気室のクッションを抜いて使っています。クッションを抜くことによって内容量も増えバッグもパンパンに膨らんだ感じにならずなかなかおしゃれです。バッグ本体は厚手のキャンバス地で軽量に出来ていて重さも960gと合格です。体と擦れる側と底はバリスティックナイロンになっており防水性と対磨耗性が向上していますが上面の樹脂製のジッパーには防水性は無く尚且つジッパーを閉じた時にも2個のスライダーの間に隙間が出来るので雨脚の強い時などは全く無防備という状態になります。雨降りにも撮影に出かける機会の多い方は防水性の高いターポリンで作られ防水型のジッパーを使用したり開閉がフラップ式になっている新しいWCAMシリーズのほうが良いかもしれません。 |
| |
|
ショルダーストラップには滑りにくい材料で作られたソフトパッドが有るのでビリンガムのような後付けのパッドのように位置がずれたりしないので非常に使いやすいです。カラーバリエーションは発売当初にはレッド、パープルが有ったのですが最近のカタログには記載が無くブラック、カーキー、ベージュの3色になっています。明るい色のバッグが欲しいと思っていた私にしては残念です。売れ筋はどんな服装にでも合うオーソドックスな色のバッグなんでしょうね。ということで今回も黒色になってしまいました。購入方法は近くに取り扱っているお店が無いこともあり、また販売価格がどこで買っても同じ設定なのでアルティザン・アンド・アーティストのホームページから購入しました。ラッピングサービス(無料)を利用して購入するとちょっとした自分自身へのプレゼントという気分になれます。
一眼レフ用のカメラバッグはドンケのF-2を使い出してから他の物が欲しくなるような事は無くずっとF-2で満足していますがライカ用に使うバッグは未だに決定打がありません。これは使い方の違いからくるのでしょう。一眼レフを使うときは大体三脚も使う撮影が多いので撮影時には足元に置いてという使い方になりますがライカで撮影という時は一日中肩に掛けて歩き廻るという違いでしょう。押し入れに積まれた使っていない数々のカメラバッグにため息をつきながら、これでお気に入りのカメラバッグ探しという長い旅に終止符を打つことが出来るでしょうか。あぁ、なにも言わないで! |
|
 |
|
|