24.ローライ甘いかしょっぱいか?

     
 ローライフレックス3.5Fプラナー75mmが手元に届きさっそく撮影に出かけました。初めて使う2眼レフですが戸惑うことなく撮影出来ました。使ってみて初めて気づくことも色々ありましたが憧れのローライフレックス3.5Fは想像していた以上に使いやすく何よりも撮影するのが楽しくなるカメラでした。まだフィルムを少ししか通していませんが、ライカ(35mm)とは全く違うサイズやフォルムでありながら使っていると同種のニュアンスを感じます。
  それは必要な機能が正しい位置に配置されているからなのかブラックボックス的なユーザーが感知できない機構が無いからなのかは断言できませんが同種のニュアンスと感じるものは機械との一体感なのかもしれません。ライカもローライも古くて高い金持ちの(私は貧乏人です。)趣味カメラのように言われますがたくさんのファンに支持されているところを見るとそれだけではない事も事実だと思います。いや、事実です。今まで使っていたブロニカと比べると写りの良し悪しの問題ではなくシャッターを切った瞬間の「撮った感」(満足感?)が違います。(その割にはダメ写真がいっぱいなのですが・・・反省)この「撮った感」をどうでもいいと感じるか大切なことと感じるかは人それぞれですが、私は写真を撮る上ですごく大切なことだと思っています。

かんたん
オートマット機構
 
 
 今使っているブロニカはスタートマーク方式ですので、フィルムを装填する時はフィルムのスタートマークを所定の位置にセットしてから巻き上げないとフィルムの一枚目がセット出来ないのだがこのオートマット機構はオートマットフィダー(写真の金属棒)の下にフィルムを通し巻き上げスプールに巻き付けて裏ブタを閉め、巻き上げクランクを回すと自動的にフィルムの一枚目まで巻き上げられ止まる優れた機能です。フィルムの裏紙だけの厚みとフィルムを含めた厚みの違いを検知しているのですが電子回路で行うのではなくメカニカルな機構のみで検知しているのがすごいの一言。フィルムの装填が簡単に出来ます。

げんき
セレン電池式内臓露出計
 
 
 最初のフィルムの露出値はメーター指示通り(白や黒と言った極端な被写体の場合は勿論補正はしている)で撮影してみた。どれ位の幅を測光しているのか判らないけれど、これがなかなかいい感じだった。逆光の中の人物などはどれ位の補正が必要なのかはまだ判りません。古い露出計ですがまだまだ元気なようです。

ふあん
ワンタッチ式ストラップ金具
 
 
 撮影に行った場所が海岸だったのですが防波堤に飛び上がったり、飛び降りたりする時は勿論カメラを支えてはいますがワンタッチのストラップ金具が外れないかと不安です。
  古くなったストラップが切れて落下させたと言う話は聞きますが金具が外れて落下させたと言う話は聞かないのですがストラップがワンタッチで外せる必要があったのでしょうかね。普通のリング状の吊りカンと比べるとストラップが垂れないので巻き上げハンドルの邪魔にならなくて良いのですがなんだか不安ですね。

ひとめで
絞り値とシャッタースピードの表示
 
 
 ビューレンズの上面に絞り値とシャッタースピードの表示窓がある。上から覗き込んで撮影するスタイルなので非常に確認しやすい場所に有るがシャッタースピードの表示窓はもう少し大きくてもいいんじゃない。赤い文字は小さい上に線が細くて見にくい。クリックも有るか無いかというくらいだ。古いからかも知れませんね。

らくちん
フォーカシングノブとフィルター露出補正ダイヤル
 
 
 大きくて廻しやすいフォーカシングノブとフィルター露出補正ダイヤル。
ピントを合わせるのはいつもはレンズのヘリコイドを回して合わせているのでフォーカシングノブで合わせるのは初めてなのですがギアのバックラッシュも無く結構スムーズに合わせられます。現像したフィルムを確認した結果ピントも問題無しでした。
 フィルター露出補正ダイヤルは1/2段のクリック付で+3段まで補正できます。フィルターで暗くなった分を補正するのが目的ですので+方向の露出補正しか出来ませんが背景に紛れてしまう手前の人物を浮かび上がらせるのには便利です。中間の2を0に見立ててフィルム感度を設定してもいいのですが、勘違いしてしまいそうです。

なくすぞ
露出計受光部の入射式と反射式の切り替え
 
 
 露出計の受光部に乳白のディフィーザーをかぶせると入射式の露出計に変わりますが外したディフィーザーをちゃんと保管しないと直ぐに無くしてしまいそうです。
 

おかお
プラナー75mmと00番シャッター
 
 
 撮影用レンズのプラナー75mmf3.5まだ写りをどうのこうのと言うほど撮影していませんがなんてったってプラナーです。
 顔つきは2.8Fより3.5Fの方がバランスがいいというか優しい顔つきです。2.8Fの方が男性的だ。
 レンズシャッターは元々静かなのですが0番の「チャッツ」と言う音に対して00番のシャッター音は「チッ」です。ものすごく静かです。
  ブロニカSQ−Aは0番のレンズシャッターを搭載していますがミラーのリターン音があるのでししおどしのような「パッコン〜ン」と言う音を響き渡らせます。「写真を撮ってるぅ」 って言う音で気持ちが良いのですが、さすがに手持ちでスローシャッターは無理です。