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21.続・正方形な世界あるいはローライへのプレリュード |
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知らないことが
多すぎる |
ライカのことなら結構アドバイスを求められたりする私なのですが、エヘン!ローライのこととなると全く知らないのですね。
前回と同じ様な書き方で始まってしまうのだが
1. 2.8Fや3.5FにもType1やType2と製造年の違いで何種類かのタイプが有るらしい。
2. その違いを私は知らないらしい。
3. 2.8Fと3.5Fではシャッターユニットが違うらしい。
4. 年式によってもシャッターユニットは違うらしい。
5. ファインダーレンズのハイドズマットは歪曲が大きいらしい。
6. しかしそのハイドズマットでファインダースクリーンに投影された像に感激するらしい。
7. ハイドズマットよりいいレンズであるプラナーやクセノタールで撮影された写真を見て「こんなはずでは?」とがっかりするらしい。
8. フィルムの装填時にスタートマークを合わせなくてもいいらしい。
9. 歯車がたくさん入っているらしい。
10. 修理代はライカと同じくらいということは、高いらしい。
11. ワイドコンバーターを使うと60mm相当になるらしい。
12. テレコンバーターというものもあるらしい。
13. どちらのコンバーターレンズもツァイス製らしい。
14. ツァイス製だけあって結構な値段がするらしい。
15. コンバーターレンズを購入するときはハッセルのレンズを思い浮かべるとすごく買いやすいらしい。
16. 何mmのレンズにするかと悩まなくていいので精神衛生的にもハッセルよりいいらしい。
17. 何mmのレンズにするかと悩まなくていいので経済的にもハッセルよりいいらしい。
18. 構図を決めるのに自分が前後に移動しなければならないので健康にもハッセルよりいいらしい。
19. 若い女の子が首から提げていると「かわいいカメラだねぇ」と言ってもらえるらしい。
20. おじさんが首から提げていると「古いカメラですね」と言われるらしい。
21. 古いカメラですねぇ「写るんですか?」と心配され撮影が出来ないときがあるらしい。
22. 古いカメラですねぇ「わしの若い頃は・・・」と話が始まって撮影が出来ないときがあるらしい。
23. 古いカメラですねぇ「写るんですか?」と話が弾んで思わぬいい写真が撮れたりするらしい。
24. 古いカメラですねぇ「わしの若い頃は・・・」と話が弾んで思わぬいい写真が撮れたりするらしい。
25. ローライ、ハッセルはプロ用のカメラとして、ライカはアマチュア用として作られたことは一般の人は知らないらしい。
またまた話が思わぬ方向に進んでしまった。 |
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中古店めぐり&
NET探索 |
購入機種をローライフレックス3.5F、フィルムの120/220切り替え付きと決めてさっそく探し始めたのだが |
120/220のフィルムセレクターの付いた機種というのはなかなか無いのだ! |
| 2.8F、3.5Fにかかわらず、皆無ではないのだがやっと見つけたという状態で選ぶということが出来ないくらいの無さです。それはネット上でも同様のようです。2.8Fプラナー、2.8Fクセノタール、3.5Fクセノタール各1台を見つけただけでした。程度がいい機種を見つけたら120/220切り替え付きに拘らないほうがいいのだろうか、それとも120/220切り替え付きを優先すべきだろうか。
ブロニカの経験から12枚撮りというのは本当に直ぐにフイルムが終わってしまいます。フィルムパック方式じゃないので24枚撮れると言うことは結構大事なことだ。もう少し探索してみますか。この探している時間というのも中古カメラ道(こんな道ってあるのかどうだか?)の楽しみの一つです。この時間を利用して分からない事について少し勉強してみよう。 |
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まじめにお勉強 |
a. プラナーとクセノタール、写りに違いがあるの? |
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あります。
一言で終わってしまっては勉強になりませんね。試験に出題されたときは「あります。」と書いてください。じゃ、どのように違うのかと調べてみるとプロの写真よりもアマチュアの写真に顕著に現れていました。これは一体どういうことなのでしょうか?
色味の違いが顕著に現れるのは加工(調整)の違いによるようです。アマチュアの場合はほとんどがそのままプリントしている様ですがプロの作品が出版物に印刷される場合ほぼ100%色の調整が行われています。作品の内容に合わせた色味を出すことに主眼が置かれているのでこれがプラナー、こちらがクセノタールというほど顕著な色違いがありません。その点、アマチュアの写真はよりストレートにプリントされていますしプロの場合のように光の調整なども行われなく色々な光の状態で撮影されているので色味の違いを確認するには好都合です。
モノクロームではどうなのでしょうか。カラーほどの違いがあるでしょうか?一番の関心はプリントした時の階調の出方なのですが、一説によるとクセノタールの方がコントラストが高くプラナーの方がコントラストが低いと言われますがこの説の通りだとしたらプリント時にうまく掘り起こしてあげればプラナーの方が階調が豊富なのではないでしょうか。いかがでしょう?逆説的に言うと階調をうまく取り出せる技術が伴わない(私のことですねぇ)場合はクセノタールに助けられるということもある訳ではないでしょうか。
ここで、たとえばAのレンズは赤みが強いだとか青っぽく写るとか。ハイライト部分の描写はBのレンズが優れているとか。結論的なことを書くべきなのでしょうがあえて書きません。別に意地悪をしている訳ではありません。数値が優れているからいいレンズだと言えないし好みという問題も有ります。またこういうことを調べる過程でどちらが優れているかよりも、自分の好きな写真、もっと大げさに言えば「自分の方向性」を見つけることになる可能性があるからです。雑誌、NETや写真集をよ〜く見て自分なりの結論を出してください。(チョッと生意気な意見ですが、許してくださいね。) |
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b. 75mmと80mm、5mmの違いは? |
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5mmの違い、画角で44度と41度。3度の違いはただ単にこの数値通りの違いだけなのでしょうか?正直言ってブローニーサイズのフィルムを使うカメラというのはブロニカSQ−A(80mmの標準レンズ付)しか使ったことがないので自信を持ってこういう風に違うと言えないのですが35mmカメラに換算すると75mm→41mm、80mm→44mmという事になります。微妙ですね。35mmと50mmくらいの差になるのなら説明の必要も無いくらい分かりやすいのにね。
たとえば35mmカメラの場合で21mmのレンズと25mmのレンズの違いは4mmの違いなのですがデフォルメ効果というのか(近い物はより大きく遠くの物はより小さく見える)違いが良く分かるのですが75mmと80mmの場合は被写体の大きさの違いくらいしか分かりません。(厳密に見るとボケ方も少し違いますが)41mmと44mmの差であればその画角の差は気にすれば気になる程度かも、どちらかに慣れてしまえば問題無いのかもしれません。ちなみに計算上では3m離れた距離で画角が44度の場合2424.16mmの範囲が、画角41度の場合は2189.75mmの範囲が写ることになります。その差は234.41mm。この23cmほどの違いが撮影対象によって大きいと思う場合と気にならない場合があるでしょうね。微妙ですね。
ボケ方はどうでしょうか?こちらの方が重要かもしれません。ボケ方は絞りを変えればいいじゃないかと言われそうですがそのレンズが持っているクセのほうが気になる訳です。
雑誌や写真集で見ても私には分かりませんでした。同じ所を75mmと80mmで撮って並べてみれば違いがあるのでしょうが、違う写真を見てこちらが75mm、こちらが80mmと書かれていても私には違いが分かりません。
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c. シャッターユニットの違いって? |
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解説本によると2.8FはシンクロコンパーMXV/CR0、B・1〜1/500秒、3.5Fはディファレンシャル・シンクロコンパーMXV/CR00、B・1〜1/500秒と書かれています。この記述の中で一番気になるのはCR0とCR00というところです。これは0番のシャッターユニット、00番のシャッターユニットを組み込んでいるということです。0番のシャッターユニットは直径24mm、00番のシャッターユニットは直径18mmどちらもシャッター羽根は5枚です。
直径がこれほど違えば重量も違うでしょうし慣性質量ともなるとずいぶんと差があるでしょうね。おそらく3.5Fの方がシャッター音が静かで振動も小さいでしょう。2.8Fよりも3.5Fがスローシャッターには強そうですね。(あくまでも想像だったので写真家のW氏に助言を求めましたが、その通りという事でした。このシャッターフィーリングの違いで3.5Fを選ぶ方もおられるという事でした。)
ディファレンシャルと言うのは車に付いているディファレンシャルギヤと同じ様なベベルギヤを組み合わせた差動装置のようです。シャッタースピードと絞りを追針式で連動させるために必要になった部品です。 |
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d. ライトバリュー・システム(LV)って? |
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シャッタースピードダイヤルと絞りが連動して一定のLV(EV)値を維持するシステムでハッセルブラッドや他のメーカーにも採用しているところがあります。ローライフレックス2.8Dから採用されました。3.5Fはシャッタースピードと絞りが追針式で連動するようになったのでシャッタースピードと絞りが単独で設定出来るようになりました。 |
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e. 内臓露出計が不正確ってほんと? |
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3.5Cから採用されたセレン式電気露出計と2.8GXから採用されたTTL露出計がありますが2.8Fや3.5Fはセレン式電気露出計です。不正確か?と聞かれたら最新の物と比べれば不正確でしょうと言うしかないです。当時の技術としてはこんな物なのでしょう。正確という意味合いも当時と今とではずいぶんと違うでしょうね。露出の話になるとここに書き切れないくらいの話になってしまいます。正確な単体露出計を用いてその指示通りに撮ったからといって思った写真になりませんねぇ。一つの目安です。
また古いものですからライカのM5などと同様に経年変化で、もっと不正確になっているかもしれません。GOSSENと書かれたメーターが動いているのを見ているだけで楽しいのではないでしょうか。
露出計の調整、整備は可能だそうですがコイルが壊れている物は修理不能だそうです。 |
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f. 24枚撮りに切替えても12枚で終わってしまうの? |
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120/220の切り替え機能があるモデルでは24枚の撮影が可能ですが連続して出来る訳ではないようです。12枚が完了した時点で巻上げが出来なくなりレバーで切替えて残りの12枚を撮影出来るようにする機構のようです。この機構が付いているモデルもどうも後期モデルのようです。メクラプレートになっていて後で組み込めるように見えるものもありますが、オプションで後付け出来たのでしょうかそれとも筺体を共通にしたのでしょうか。 |
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g. オートマット機能って? |
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2本の感知ローラーがフィルムの厚みを感知して巻き上げクランクでフィルムを巻き上げると自動的にフィルムの1枚目で巻上げがストップする。従来のようにフイルムのスタートマークをあわせる必要がないのでラクチンです。 |
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h. フォーカシングはどうしてするの? |
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普通のカメラレンズのようにヘリコイドで調節するのではなく、ボディのフォーカシングノブを回してレンズボードを前後してピントを合わす機構になっています。前後するといっても非常に微妙な距離ですのでピントの調整をシビアにする必要があるようです。
中古(もちろん中古しかないのですが)を購入する場合この機構がちゃんと調整、整備されているかチェックする必要が有りそうです。もっともカメラを構えているこちらの体の方がガタが大きいので注意が必要なようです。 |
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i. 35mm(135)フィルムも使えるの? |
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ローライキンというものを使えば出来るそうです。フィルムの送り量も35mmフィルムにあった送り量になるという優れものだそうです。
フィルム圧板もブローニーと135に切替えれるようになっています。 |
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j. クセノタール、クセノターどっちが正しいの? |
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文字として書けばどちらも正しい。発音だと最後のルはほとんど聞こえないです。
同じ様なことはスーパー・アンギュロン→スーパー・アングロン、アポランサー→アポランター、ズミタール→ズミターなどなど。 |
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言葉が足りなかったり間違っていたりするところがあるかもしれませんが大目に見てやってください。(ご意見やアドバイスは歓迎。) |
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まじめに勉強した
かいあって |
どうも私に合っているモデルは3.5Fプラナー75mmの後期モデルのようです。タイプ1からタイプ5まで有るらしいのですがどの辺りから後期と呼ぶのか知りません。フォーカシングノブの距離目盛が前期はフィート表示で後期がフィート、メートル併記になっているのでメートルの表記があるもの。製造期間が長く(1958年〜1976年)あまり初期の物はチョッと古すぎるような気がします。ライカならこれ以上に古い物でも機構がシンプルなので気にはしないのですがローライの場合は機構が複雑(内部の写真を見ると歯車や調整箇所がいっぱいです)なので部品の消耗が気になります。さすがに各パーツの造りは前期の方がすばらしいのですが・・・それほど心配することはないのかなぁ?! |
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10人のローライ好きが集まれば10の意見と好みが、100人集まれば100の意見と好みがあるのでしょうね。どれかの機種が本当に優れた物ならみんなそのカメラを使う筈ですが、2.8Fがいいと言う人、3.5Fがいいと言う人、プラナー優れてると言う人やクセノタールが優れてると言う人も、きっとどの意見も正しいのでしょうね。どちらで撮られたものでもいい写真はいい写真ですものね。 |
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