11.LEICA MP6とMP

 

 突然のニュースでした。
 M6TTLは機械シャッターモデルとしてM7発売後も平行して生産するというライカ社のコメントの舌の根も乾かない内の発表でした。M6TTL生産中止。
これで機械式のライカが無くなってしまうのか、いよいよそんな時代が来たのかとがっかりしていた所へ。 突然のニュースでした。
 MP6の発売!やっぱりライカ、機械式カメラを辞めないんだ。エライ!全世界400台限定生産・・・な、なんだぁ。やっぱり機械式カメラの終焉か?
突然のニュースでした。
 MP発売!MPってあのMP、アイゼンシュタットが使っていた。450台ほど作られたM3にライカビットが付くM2見たいなM3のこと?どうなってるのライカ社は、コーン社長は何を考えているのでしょうか?

 フムフム、限定発売ではないようだ。
M6をベースに、と言う事はM7やM6TTLより高さが2.5mm低くなったのね。M3やM2、M4と同じ高さに戻った訳ですか。トップカバーは真鍮製、巻き戻しノブや巻き上げレバーもM3タイプ、ファインダーフレームセレクターや巻き戻しクラッチレバーも昔の形に戻ったんだ。シボまでが昔の細かいものに変わってライカの赤丸も無くなっている。
 シャッターダイヤルも以前の小さな物になっている。回転方向は・・・おお!以前の時計回りに速度が速くなる方に戻っている。
M6TTLでシャッターダイヤルの回転方向が逆になった時のコメント、露出計の矢印に回転方向を合わせ、なを且つ一眼レフとも方向を合わせたと言う。あの説明は何だったのでしょう。クラシックなデザインにする事と使い勝手が変わることはちょっと意味が違うのでは。尤もM3、M2、M4の愛用者にとっては迷わなくて済みますけどね。
 巻き上げノブにしてもデザインはともかくM4やM6のクランクの方が便利なことは間違いないのに、わざわざ不便なノブにして、これを付ければ便利ですよってクランクをアクセサリーとして別売(2〜3万円)するらしい。(ライカのアクセサリーは何でも高いですねぇ。)こんな物で金儲けをしなければ為らないほどライカ社は経営が苦しいのか。

MP6

LEICA MP6 with LEICAVIT
 

 本物のMPと並べてここが一緒だ、あそこが違うと、どうでもいいこと(比べる事に意味は全くない。)を特集した雑誌が出るのでしょうね。ヒストリックカメラ(古いカメラ)関係の雑誌も売れ行きが落ちているそう(クラシックカメラ誌も16号ローライで休刊)なので特集本が出たら一冊買わせて貰います。
 良くなった所は、ファインダーが光って距離計が全く見えなくなる事が軽減された(どれくらい良くなったのか一番興味が有る。)事と距離計のコントラストが高くなってピント合わせが楽になった事らしい。M6、M6TTLで散々指摘されていたファインダーが光って見えなくなるということが改善されたということは、ライカ社が今まで正式には特に問題はなく、実用の範囲。と言っていたことが嘘であるということを認めたことになるのでは、おそらく正式なコメントではより見やすく改良したと言う発表になるのでしょう。
 ブラックペイントはファインダー倍率0.72倍のみでシルバークロームはファインダー倍率0.58/0.72/0.85倍の3種類の発売。何故ブラックペイントはファインダー倍率0.72倍のみだけなのでしょう。コストの問題ですか、まさかファインダー倍率0.58/0.85倍の欲しい人はブラックペイントを欲しがらないとでも考えている訳は無いでしょう。
 ああナルホドM7と逆の商品構成に成っているのか。両方を買わせようとしている訳だきっと。
商品写真を見る限りですがラッカーの皮膜も薄そうです。でもこれは決して手抜き等ではなく、早く剥げ禿の味のあるカメラにさせてくれる為のライカ社の心遣いなのでしょう。  相変わらずライカ社の新製品は各誌で誉めています。
今見れば、M7がやはり正常なモデルですね。カメラメーカーの良心が有ります。MPにはカメラメーカーの下心が有ります。

MP

LEICA MP Silver chrome

こうしてみるとクロームモデルも
いいですね。

 批判的なことを書きましたが私としてはブラックペイントの0.85のモデルが出るならほしいですね。無い物をねだっても仕方がないので0.72のモデルにすっか。価格は39万円ですか、実売は30万円位ですかね。安いからみんな買ってください。そして中古店に早く並べてくださいお願いしま〜す。(やっぱり中古品しか考えられない私です。)

 実用のライカを標榜する私としては、M3やM2の黒塗りモデルに法外なお金を出すくらいなら新しいMPを買います。ちゃんと調整された新品ですから安心して撮影に専念できます。
 黒塗りモデルでいい写真が撮れる訳では有りませんが、写真は気分ですからね。無駄遣いとは分かっているのですがブラックペイントって魅力が有ります。オリジナルの希少性などには全く興味が有りません。
 ただ自分の手で、黒ラッカーが剥げてきて真鍮地が出て・・・想像するだけで・・・。

 黒塗りモデルは好きです(キッパリ)。M2を後塗りでブラックペイントにしようと考えたぐらいですから、ただしなかったのは10万円も使うなら交換レンズやフィルムを買うかメンテナンスに使う方が建設的だと考えた訳で、言い方を変えればお金が無かっただけの話なのです。
 ブラックペイントモデルに手垢を一杯付けて剥げ禿にしたい誘惑。アリマス。