| 「暗室雑記」は久々の更新です。この間、暗室作業をサボっていた訳ではありませんがプリントはあまりしていません。たくさん写真を撮るという目標を掲げフィルム現像が主でした。
コダック「D76」はメトールを現像主薬にし、軟調さの弱点を解決するためハイドロキノンを組み合わせた上に微粒子現像液並の亜硫酸ナトリウムを使ったもので標準現像液として長年の主流です。最近(といっても随分前に発売開始されたが)コダックにはビタミンC系の「XTOL」があります。日本の富士写真フィルム製品でもビタミンC系の「フジドール E」が標準現像液というポジションになっています。いずれも粉末タイプでハイドロキノンに変わりアスコルビン酸(ビタミンC)を現像主薬とする現像液です。「フジドールE」や「XTOL」も汎用性の高さを謳った標準現像液とされています。従来の処方より環境に優しいということでコダックは「XTOL」にかなり賭けていたようだ。性能面でもD76を凌駕し、コダックの資料では同社現像液の中で最高の総合力だと言っています。
実際の使用においてどれぐらいの差があるのでしょうか?化学に関しては全くの素人ですのでどの薬品がどのように作用しているとか解説することは出来ません。あくまでも両方の現像液を使って見てフィルムの仕上がりとプリントを比べた主観による解説です。 |