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第6回 その他の暗室用品 |
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1.引き伸ばしレンズ |
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これがなくては引き伸ばしは出来ません。
35mmのフィルムには50mm、6×6には75mmと言いますが大伸ばしするならこの焦点距離が必要ですが6切り位の引き伸ばしが多いようでしたら35mmフィルムで63mm〜75mm、6×6で90mmが使いやすいかも。周辺光量の低下も少ないし、引き伸ばし機のヘッドの高さがあまり低くならないので作業がしやすいと思います。
ちなみに、レンズ、印画紙間の距離は引き伸ばし品質には影響しません。
中古品も選択肢にはありますが最初はリファレンスの意味も兼ねて信頼されているメーカーの新品を選択した方がいいと思います。 |
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2.イーゼル・マスク |
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これは無くても引き伸ばし作業は可能ですがあれば便利です。写真の商品は半切りまで出来ます。又4枚羽の物の方が印画紙の押さえが利きますし余白を自由に取れます。これ以上の大きなサイズのユニバーサルイーゼルは目の玉が跳び出しそうな金額です。
全紙の様に大きな物はそれ専用に2枚羽のイーゼルを1台用意するか、引き伸ばしサイズを決めているのでしたら専用の物を艶消し黒のPP板で作った方が作業性はいいです。 |
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3.引き伸ばしタイマー |
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無くても引き伸ばしは可能ですが1/10秒を感覚だけでコントロールするのは不可能です。買ってください。
写真のLPL ET−500はデジタル表示があるタイプです。年寄りには暗い中でダイヤルの数字を読むのは大変ですデジタル表示が無い物でも精度は同じです。予算に応じて購入すればいいと思います。
右横に在るのは調光器です。印画紙を袋から出して現像液に浸して30秒位まではセーフライトの光量を何とか見える位のレベルに落としています。
以前住んでいたマンションはすべて白熱灯にしていましたので全部の部屋に調光器を付けていました。その時の物を利用しています。簡単に作れますので使ってみては、便利ですよ。
引き伸ばしタイマー用のフットスィッチも最初は要らないかなと思っていましたが焼きこみ等する時には両手が自由に使えますので有った方がいいとおもいます。
そんなに高い物では有りませんのでヨ○バシのポイントでも貯めて買ってください。 |
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4..フォーカススコープ |
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これも無くてもいいですが、写真を撮影する時は相手が立体ですからどこかにピントが来ますが、印画紙は平面ですのでピントがずれていると、どこにもピントが来ません。逆にどこかだけにピントが来ていたらそれは引き伸ばし機のヘッドが傾いているかも?
買うのならこのピーク(東海産業)のU型がいいです。T型、U型、V型と有りますが、T型は我々にはオーバースペックですV型は視野が狭く使いにくいです。それに実売価格ではU型との差額はそれほどでもありません。
これだけは安いものなら使わない方がまだましです。はっきり言ってこれしか有りません。
小穴式って書いてありますよね。最初は小さな穴から覗くからなんだなって思っていましたがこれって作った人の名前だそうです。小穴さんです。 |
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5.現像タイマー |
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写真の物はLPLのトリプルタイマーTT−200です。
名前の通り3種類の時間の設定が可能です。いつも使う時間をメモリー出来ます。
一見便利そうですが安いキッチンタイマーを何個か買って各作業の専用にした方が便利です。ただし秒の表示が出来る物を選びましょう。キッチンタイマーだと分のカウントしか出来ない物も有ります。 |
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6..セーフライト |
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これは無くては困ります。真っ暗な中で手探り作業になってしまいます。
それに真っ暗ってすごく怖いです。世の中には真の闇ってあまり無いのですね。
使用する印画紙に合った物を使いましょう。多階調印画紙用は号数印画紙に使えますが反対は使えません、かぶってしまいます。
セーフライトとはいえ長時間印画紙に照射しない方がいいですよ。各メーカー安全時間を表示していますので参考にしてください。それからこのフィルターガラスは寿命があります。使用頻度でずいぶん違うのでしょうが最近プリントのメリハリが無くなって来たようなという人は疑ってみては、かぶってきているかどうか試験をすればいいのですが定期的に交換するのもいいかもね。
昔は赤い電球がぶら下がっていましたねぇ。
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7.多階調印画紙用フィルター |
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多階調印画紙を使用する場合に必要ですが引き伸ばし機が多階調印画紙用の場合は必要ありません。普通のモノクロ引き伸ばし機で多階調印画紙を使用する場合に必要です。
写真の物のようにレンズの下に装着するタイプとフィルターポケットに装着するタイプがあります。厳密な意味ではレンズの下にフイルターが来るのはよくないですが、フィルターポケットに出し入れするタイプも操作時に印画紙に降るホコリとヘッドのブレが心配です。
一長一短と言うところです多階調印画紙を最初から使うつもりでしたら多階調印画紙用の引き伸ばし機を買いましょう。
又最初にノーフィルターで焼いて焼きこみ時にだけフィルターを使う手も有ります。 |
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8.バット、ビーカー、ピンセット、攪拌棒、温度計、他 |
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これらの物は必要な数だけ用意してください。
ただし温度計とピンセットはいつもスペアを用意していた方がいいでしょう。左に写っている大き目の計量ビーカーはガロン表示のあるタイプです。Kodakの薬品類を使われる人には便利だと思います。
バット類も私は1サイズ大きいバットを使っています。6切りの印画紙には4切りのバットを4切りの印画紙には半切りのバットをと言う具合に、ただしこれ以上大きなバットを置く場所がないことと液量が大量に要るので半切りの印画紙は半切りのバットを使用しています。
なぜ半切りのバットはあんなに高いのでしょうね。4切りなら500円台で買えるのに半切りになると3800円もします。おかしいじゃん!
このデジタル温度計は各バットの前の壁に取り付けている物です。熱帯魚、爬虫類飼育用としてホームセンターで売っている物です。
吸盤の付いたセンサー部分をバットの底に吸着させて使用しています。現像液、停止液、定着液用と3個使用しています。現像作業中の各液温が監視できます。棒状温度計のように覗き込まなくていいのでとっても便利です。 |
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9.薬品類 |
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これも絶対に必要な薬品と無くても困らない薬品があります。
絶対必要な薬品としては、現像液、停止液、定着液の3種類です。各処方や特徴はメーカーのHPや「暗室のすすめ」http://www4.airnet.ne.jp/zap/dark-room/に詳しく書かれています。このサイトは本当に勉強になります。
現像液と定着液には粉状の物と液状の物があります。使い易さで言えば液状に軍配が上がりますがプリントの出来上がり(これは好みですが)は粉状の製品も捨てがたいです。
ちなみに私はKodakの粉状Dektol派です。Dektolの液体ものと思われるポリマックスT デベロッパーを使ってみましたがやっぱり違うんですね。
それぞれ好みの物を見つけてください。よく印画紙とメーカーを合わせた方がいいのでしょうかと聞かれますが、キッパリと何処のメーカーの物でもいい!出来上がりがあなたの好みかどうかだけです。
あれば便利な薬品類には水洗を迅速に行うための物(富士QW、Kodakハイポクリアリング、ILFORDクイックウォッシャー等)
水滴防止剤(富士ドライウエル、Kodakフォトフロー600等)があります。必要に応じて購入すればいいでしょう。 |
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10.印画紙 |
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これも絶対に必要なものです。カメラに対するフィルムのようなものです。上記に書かれたものを使った結果が現れる最終の物です。
多階調印画紙のプリント結果の違いを「第8回 多階調印画紙の話」に書いていますので参考にしてくだ・・・。
本当はこんな記事を参考にしないでくださいね。色々な条件が違えば結果も変わりますし、好みも違うと思います。
薬品類と同じでいろんな印画紙を使ってみて自分の好みの印画紙を探すしか方法は無いと思います。
多階調印画紙を使うようになってから号数紙のプリントがよく見えるのはただの錯覚でしょうか? |
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このほかにもあれば便利なものがたくさんあります。専用の物を購入するもよし、ホームセンターや100円ショップ等で売っている物を利用するのもいいでしょう。
又、自作できるものもあります。プリントウォッシャー、フィルムウォッシャー、プリント乾燥ラック、プリントプレス機なども「one's own work」のコーナーで紹介していきたいと思います。
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