Art-03

   
     

写真機店プラハ、ウイーン、フランクフルト
田中長徳 著
アルファベータ
 世にも珍しい写真機店を写した写真集です。外観ありの陳列棚ありの店主、従業員ありのとまさしくアジェのごとく記録です。よって評価にはまだ100年の時を待たなくてはなりません。

Wien,New York, Niigata
田中長徳 著
アルファベータ
 IPCが倒産して長らく手に入らなかったがアルファベータからの再発版です。数年前に一度目にしたのですが買いそびれて以来図書館のお世話になっていたのですが、やっと今年一冊を見つけ購入しました。チョートク氏の写真集では下記の「ウイーンとライカの日々」と共に最も好きな写真集です。

ウイーンとライカの日々
田中長徳 著
日本カメラ社
 ウイーン在住中の1973年〜80年までのタイトル通りのライカで撮影(実際はローライやミノルタ他もあり)されたウイーンである。場所的にも経済的にもフィルムや印画紙のいいものが手に入らなかった状況であったらしいが時間だけはたっぷりあったチョートク氏二十代の作品。

無国籍地−1954
奈良原一高 著
クレオ

 奈良原一高氏の処女作。
大阪の砲兵工廠と王子の軍需工場の廃墟を撮影したもの。
モノクロで無ければならない必然がこの写真集にはあります。

 すべてを失ったものの持つ安らぎがあった。もう失うものは何も無い、静謐さだけがそこにあった。(あとがきより)


午後の最後の日射
渡部さとる 著
モール
 彼は島に行って何を見ているのだろうか、表面的には疲れた心と体を癒す旅であるが内面的にはふるさとを求める旅ではないだろうか。ふるさとは実際に自分が生まれ育った場所である必要は無い。渡部さとる氏や北井一夫氏が求めているものも、それであると思う。このような写真を常々撮りたいと思っているのですが・・・。
 渡部さとる氏からサインを戴いた宝物です。

ロベール・ドアノー
ジャン=クロード・ゴートラン 著
TASCHEN
 1912-1994のドアノーの写真をまとめたものです。A5判サイズの小さな写真集ですが、内容は侮れません。¥1,312と買いやすい値段です。ぜひ、お勧めです。

彼岸は廻る
森山大道 写真
現代企画室
 越後妻有(えちごつまり)で行われた、作/演出クリスティアン・バスティアンスによる「真実のリア王」の写真記録を森山大道がしたものです。里山の部分はカラーで記録部分はモノクロームで撮影されている。モノクロ写真のツブツブ感がいいんだな。なんて言ってる人は私と一緒で変なやつです。よく分からないと言うあなたは正常です。

三里塚
北井一夫 著
ワイズ出版
 北井一夫氏の有名な写真集です。東京新空港建設反対の闘争を追った写真集なのだが後の「村へ」等に通じるふるさとに生きる人々の生活が映し出されています。
 現在この様な闘争を経て建設された成田空港が不便ゆえに国際線の機能を羽田に戻そうとしています。政治空港の顕著な例です。

Andre Kertesz His Life and Work
Pierre Borhan 著
A Bulfinch Press Book
 1894年ハンガリーのブダペストの生まれ1985年死去した。自分の撮りたいものを撮りたいように撮り続けた写真家。ルポルタージュ、芸術という言葉から一番遠い写真家である。「生まれながらにして自分は写真家だ」と言う通り彼の撮ったものすべてがケルテススタイルです。日常を撮る方々にはぜひ見て欲しい写真家です。

Henri Cartier-Bresson IN INDIA
Satyajit Ray 著
BULFINCH
 ブレッソンのインドの写真集です。ヨーロッパ人にとっては不思議の国のようです。
私が言うのもなんですがブレッソンはやっぱりうまいねぇ〜。

 
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